心象宇宙
星になった夜に 彼女が残した 足跡はそっと 砂にかき消された 空気解凍された 裸足のあの季節が巡った 足元に吹きつける風 広い砂漠の中 一人いる夜明けに 目が覚めた 落ち始めた雨粒 すり抜け朝まで あと少し 空気解凍された 裸足のあの季節が からっぽの私を巡った 乾いた砂の上 傾いた夜空はプラネタリウムだ 見つけた 彼女の
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