古い町
赤い空 コントラスト 錆びた 線路 ガタコト 古ぼけた 砂が混じる 染みついた 遠い場所 影が 重なり 混じる 忘れてた 差し込む陽に俯いた 赤茶に透けた髪の先を 見た 帰ろう 二度と 戻らない 過ぎた 日々へ 繰り返し繰り返し夢を見ている 思い出せない傷も痛みも 町は覚えている たどり着けない想像の町 ただいま おかえり いってきます 僕と同じだ 変わらないふりをしているだけ 帰ろう
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